2012年1月12日木曜日

Windowsに危険な脆弱性、動画の再生でウイルス感染の恐れも

セキュリティ情報を7件公開、最大深刻度は最悪の「緊急」

とりあえず、アップデートしましょ。

日本マイクロソフトは2012年1月11日、Windowsなどに関するセキュリティ情報を7件公開した。そのうち1件は、最大深刻度(危険度)が最悪の「緊急」。同情報に含まれる脆弱性を悪用されると、細工が施されたファイルを開くだけでウイルスに感染する恐れなどがある。対策はセキュリティ更新プログラム(パッチ)の適用。
 今回公開されたセキュリティ情報の影響を受けるのは、現在サポート対象となっている全てのWindows(Windows XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2)、Media Center TV Pack for Windows Vista、Anti-Cross Site Scripting Library(AntiXSS Library) V3.x/V4.0。
 最大深刻度が「緊急」のセキュリティ情報は以下の1件。
(1)[MS12-004]Windows Mediaの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2636391)
 これは、Windowsのマルチメディア再生機能などに関する脆弱性。Windowsが動画ファイルなどを処理する方法に問題が見つかった。このため細工が施された動画ファイルなどを読み込みと、中に仕込まれたウイルス(悪質なプログラム)を実行する危険性などがある。

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